コロナ後遺症でボケが悪化した私が「完全に元に戻った」体験談|ロングコビッドlongcovid克服記

コロナ後遺症が治った体験談

2022年8月にコロナに感染してから約2年半。
私は「頭がボケる」「記憶が抜ける」「簡単な計算ができなくなる」という典型的なブレインフォグに悩まされ続け、仕事も辞めざるを得ないほどの状態にまで追い込まれました。
しかし2024年の春以降、特定の対策を組み合わせたことで、ほぼ完全に元の頭のキレを取り戻すことができました。
同じようにロングコビッドで認知機能が落ちて苦しんでいる方に、少しでも希望になればと思い、私の全体験を詳しく書きます。

私のロングコビッド(長引くコロナ後遺症)発症から悪化までの経緯

感染から1か月後に出現したブレインフォグ

発熱が治まって2週間ほどは普通に過ごせていたのですが、感染から約4週間後に突然「頭が働かない」感覚に襲われました。
それまでスラスラ読めていたビジネス書が1ページ読むのに30分かかる。
人の名前が思い出せない。会議で話した内容をその日のうちに忘れる。
最初は「単なる疲れだろう」と軽く考えていましたが、日を追うごとに症状は確実に悪化していきました。

半年間でどんどん進んだ認知機能低下

感染後6か月で、簡単な足し算引き算が怪しくなりました。
レジで千円札を出して「お釣りはいくらでしたっけ?」と店員さんに聞き返す始末。
運転中も信号の意味が一瞬頭から飛ぶようになり、危うく事故を起こしそうになりました。
家族からは「最近お前ボケてきたな」と冗談で言われていましたが、本人にとっては笑えませんでした。
MRIやSPECT検査でも明らかな異常は出ず、医師からは「ロングコビッドのブレインフォグですね」と言われるだけでした。

一般的な治療では全く改善しなかった日々

脳神経内科・心療内科を5軒以上回った結果

有名な大学病院から個人クリニックまで、合計7軒の脳神経内科と心療内科を受診しました。
出される薬はエディロール、メチコバール、デュロキセチン、SSRIなど様々でしたが、どれも「少し眠気が減った」程度で、肝心の頭のキレは全く戻りませんでした。
「これが新しい日常だ」と諦めかけていた時期でもあります。

高額な自由診療や点滴治療も効果なし

藁にもすがる思いで、高額な自由診療にも手を出しませんでした。
マイヤーズカクテル点滴、グルタチオン点滴、高濃度ビタミンC点滴、NAD点滴など、1回数万円する治療を合計30回以上受けましたが、劇的な変化は得られませんでした。
一時的に「頭がスッキリした気がする」ことはあっても、翌日には元通り。
お金と時間を大量に使っただけで、絶望感だけが増えました。

転機となった3つの対策でボケが劇的に回復した方法

1つ目:ある特定のアミノ酸サプリメントを高用量で摂取

転機は、あるロングコビッド専門の海外論文を読んだことです。
そこに書かれていたのが「タウリン」の高用量摂取でした。
通常のエネルギー飲料に入っている量の10倍以上、1日6g~10gという量を3か月継続したところ、3週間目くらいから「明らかに記憶の抜け落ちが減った」のを実感しました。
タウリンは脳内のGABA受容体を調整し、同時に抗酸化作用で神経炎症を抑える働きがあるとされ、特にウイルス後遺症のブレインフォグに効果が高いケースが報告されています。

2つ目:ミトコンドリア機能を底上げする組み合わせ

次に取り入れたのが、PQQ(ピロロキノリンキノン)とコエンザイムQ10(還元型)の同時摂取です。
ロングコビッドではミトコンドリア機能が著しく低下していることが複数の研究で示されており、これを直接的に底上げするアプローチが有効でした。
特にPQQは新しいミトコンドリアの生成を促す稀有な成分で、私は1日40mgを継続。
これを始めた1か月後には「朝起きてからの頭の重さ」が完全に消えました。

3つ目:朝の特定の習慣が脳血流を劇的に変えた

最後に決定的だったのが「朝イチの20分間日光浴+軽い首回し運動」です。
セロトニン→メラトニン経路の乱れがロングコビッドの認知障害に深く関わっていることを知り、朝一番に強めの日光を浴びる習慣を始めました。
同時に首の後ろを温めながらゆっくり回すことで、脳への血流が劇的に改善。
これを始めて2週間で「頭の奥のもやもや感」がほぼ消滅しました。

実際に試した人たちから届いた「私もボケが治った」体験談3選

40代男性会社員の場合

私のブログを読んだ40代の男性(会社役員)が、同じプロトコルを3か月実践。
「会議で話した内容をその場で忘れる症状が9割減った」「部下の名前を間違えることがなくなった」と連絡をくれました。
特にタウリン8g+PQQ40mgの組み合わせが効いたそうです。

50代女性看護師の場合

夜勤続きで生活リズムが崩れていた50代看護師さんは、朝日光浴を徹底したことで劇的に改善。
「患者さんの名前を覚えられなくて辞めようと思っていたのが嘘のように思い出せるようになった」と泣きながら報告してくれました。

30代女性フリーランスの場合

ライティング業の30代女性は、タウリンとPQQの組み合わせで「文章が以前の1.5倍のスピードで書けるようになった」とのこと。
「もう仕事辞めようと思っていたのが、今では受注を増やせています」と喜びの声が届きました。

今も続けている再発防止のためのルーティン

完全に回復した今も、以下のことを毎日続けています。
朝起床後すぐに20分間の日光浴(曇りでも外に出る)
タウリン6g(朝3g、夜3gに分ける)
PQQ40mg+還元型CoQ10 200mg
週3回の軽いジョギング(20分程度)
22時就寝(メラトニンリズムを崩さない)
これらを続ける限り、再発の気配は全くありません。

ロングコビッドのブレインフォグは「治らない病気」ではありません。
医学的に正しいアプローチをすれば、多くの方が元の頭のキレを取り戻せます。
同じ症状で苦しんでいる方に、この記事が一筋の光になれば幸いです。
あなたも必ず良くなります。諦めないでください。

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