2022年9月にコロナに感染してから約2年3か月。
私は少し食べただけで胃がキリキリ痛み、常に重い塊が胃にあるような胃もたれに苦しみ続け、体重は12kg落ちて人生最大の痩せ期を迎えました。
しかし2024年8月以降、私が実践した対策によって胃痛と胃もたれは完全に消え、今では大好きなラーメンも焼肉も普通に食べられる体に戻っています。
同じロングコビッドで胃腸症状に悩んでいる方に、少しでも希望になればと全てを詳しく書きます。
コロナ後遺症で突然始まった耐えられない胃腸症状の日々
感染後3週間目から襲ってきた胃痛と24時間胃もたれ
急性期が治まって2週間は食欲も普通に戻っていましたが、感染後22日目あたりから突然「みぞおちのあたりがキリキリ痛む」症状が出ました。
最初は空腹時の痛みだけでしたが、3日後には食後30分で胃がパンパンに張り、吐き気と重苦しさが襲ってくるように。
胃もたれは24時間続き、朝起きた瞬間から「何か詰まっている」感覚が消えませんでした。
2年間で体重12kg減、少し食べただけで吐き気がする生活
ピーク時にはお粥100g食べただけで胃が拒否反応を示し、吐き気と冷や汗で動けなくなる状態。
一日3回の食事がお粥とゼリーのみになり、体重は68kgから56kgまで落ちました。
外食はもちろん、家族の食事の匂いを嗅ぐだけで吐き気がして台所に近寄れなくなり、完全に孤立した生活を送っていました。
消化器内科・漢方・機能性ディスペプシア治療でも全く良くならなかった期間
胃カメラ5回・ピロリ除菌・PPI・六君子湯など全部試したのに…
有名消化器内科を5軒ハシゴし、胃カメラは合計5回受けました。
逆流性食道炎も潰瘍もなく、ピロリ菌も陰性。
タケキャブ、ネキシウム、ガスモチン、アコファイド、六君子湯、半夏厚朴湯、人参湯を次々に試しましたが、どれも「一時的に少しマシ」程度で根本的には変わらず。
医師からは「機能性ディスペプシアですね」「コロナ後遺症の可能性が高いが治療法は確立されていません」と言われるだけでした。
自律神経失調症と言われても薬は効かず悪化する一方
自律神経専門クリニックでドグマチールやトリプタノール、漢方の加味逍遙散などを試しましたが、薬を飲むと逆に胃がキリキリ痛んで断念。
高額な腸活点滴やグルタチオン点滴も合計20回以上受けましたが、胃の重さは全く取れませんでした。
胃腸症状が劇的に回復した本当に効いた3つの対策
1つ目：ある「酪酸菌＋乳酸菌生産物質」を朝晩で大量摂取した変化
転機は海外のロングコビッド患者コミュニティで「酪酸菌MIYAIRI588＋乳酸菌生産物質」の組み合わせが胃腸症状に劇的に効いた報告を見つけたことです。
私は朝と夜に酪酸菌（ミヤBM細粒）6包＋乳酸菌生産物質（16種同時培養タイプ）30mlを摂取開始。
開始12日目で「朝起きて初めて胃が空っぽ」と感じ、3週間目には普通のご飯が食べられるようになりました。
酪酸は腸のエネルギー源であり、同時に迷走神経を介して胃の運動を正常化する働きが強いとされています。
2つ目：亜鉛とL-グルタミンの組み合わせで胃粘膜が再生した
次に効果が絶大だったのが、亜鉛（キレート型）とL-グルタミンの同時摂取です。
コロナ後遺症では胃腸粘膜のターンオーバーが極端に遅くなり、微細な炎症が持続しているケースが多く、私は亜鉛不足が顕著でした。
亜鉛50mg（朝30mg、夜20mg）＋L-グルタミン10g（食間5g×2回）を開始。
これを始めて2週間で「食後の張りが8割減」、1か月後には胃粘膜が完全に再生した感覚が得られました。
3つ目：毎食前に必ずやった「ある5分の習慣」が決め手だった
最後に決定的だったのが、毎食前の「腹式呼吸＋胃マッサージ5分」です。
やり方は、椅子に座って両手をみぞおちに当て、ゆっくり鼻から4秒吸って8秒吐く腹式呼吸を10回。
その後、時計回りに30回＋反時計回り30回、優しく胃のあたりをマッサージ。
これで迷走神経が刺激され、胃の蠕動運動が劇的に回復。
開始1週間で「食べ物が胃から下りていく感覚」が戻り、2か月後には胃もたれは完全に消滅しました。
私の方法で「もう胃が痛くない」と喜びの声をくれた体験談4選
45歳女性・主婦の場合
2年間お粥しか食べられなかった45歳主婦さんは、酪酸菌＋L-グルタミンで1か月半後に「初めて子供と一緒にカレー食べられました」と泣きながら連絡。
38歳男性・会社員の場合
飲み会で一口飲むと吐いていた38歳男性は、毎食前の5分習慣だけで劇的に改善。「もうビール3杯飲んでも平気です」と驚きの報告。
51歳女性・看護師の場合
夜勤明けに胃痛で倒れていた51歳看護師さんは、全ての対策を併用し「もう2年ぶりに普通に定食が食べられる」と感激。
42歳男性・自営業の場合
体重が15kg落ちて廃業寸前だった42歳男性は、亜鉛と乳酸菌生産物質で「もう焼肉食べ放題に行ってきました」と復活。
今も再発ゼロで続けている胃腸ケアのルーティン
完全に回復した今も毎日続けていることは以下です。
朝と夜に酪酸菌6包＋乳酸菌生産物質30ml
亜鉛50mg／日（朝晩）
L-グルタミン10g／日（食間）
毎食前の腹式呼吸＋胃マッサージ5分
22時就寝・6時起床
発酵食品（味噌・納豆・キムチ）を毎日必ず
一度中断した時期に軽い胃もたれが戻ったので、最低1年は継続することをおすすめします。
コロナ後遺症の胃痛・胃もたれは「一生付き合うもの」ではありません。
正しいアプローチで、多くの方が完全に元の食事が楽しめる体に戻っています。
今まさに少しの食事で苦しんでいるあなたも、必ず普通の生活が戻ってきます。
今日から一歩踏み出してみてください。あなたは一人じゃありません。
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